「外遊び時間多い=運動能力が高い」と言えない現実
2016/08/24
幼稚園・保育園内で子どもがどんな運動をしているか?関心ある親御さんはそう多くはあるまい。
子どもの運動能力低下が著しい日本において保育の現場では子どもの体力向上には目を向けなくてはいけないが
どんなカリキュラムを行うべきか?という点まで熱心に考えている園は少ない。
一応の答えとして準備されているのが、「わが園では外遊びを多くしています。」という言葉だ。
一般的に「外遊び時間が多い=運動能力が高い」と思われがちなのだが、その関係性を調査した結果では一概には言えないようだ。
調査方法はこうだ、
1:園児の体力測定で個々の運動能力を把握
2:子どもの運動能力に対する保ご者の意識調査
3:家庭での運動環境
4:園での運動環境
5:保育者による園児の特性把握
結果、園児一人あたりの外遊び時間と運動能力の高低差は見られなかった。
要するに、園や家庭での外遊びの時間が長いからと言って子どもの運動能力が高いとは言えないということだ。
では、運動能力が高い子どもの共通点は何なのか?
①親が子どもの運動環境を与えようと努力している家庭
②体を動かすことが好きな子に育てようとする気持ち
③体を動かすことが好きな子にその環境を与えて上げる工夫をしている親
又、性差については 男児の親は女児の親よりわが子の運動能力を的確に把握しているという。
女の子だって運動音痴は嫌なものですよね。
幼児期は男女関係なくしっかり体を動かす環境を与えてくださいね。
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