成績優秀なのに仕事ができない“大人の発達障害”急増の真実
2014/09/22
自らの「発達障害」に気づかない40~50代の大人が増加している。
厚労省が2010年に公表する新しい「ひきこもり支援ガイドライン」の中でも、引きこもる要因の第1位(27%)に挙げているのが、前々回で指摘した、この「発達障害」だ。
大手銀行員のコバヤシさん(仮称)もその1人。コバヤシさんは、朝起きるのが苦手で、定刻に出勤できずに遅刻してしまうことがたびたびあった。
一旦、寝ると、14~5時間も寝てしまうことがあり、目覚まし時計をかけても起きられない。
高校生のときまでは親に起こしてもらっていたので問題にはならなかったが、1人立ちしてから、頻繁に寝坊するようになってしまった。
取引先などと待ち合わせしても、つい遅刻を繰り返してしまう。
出かける前になると、別の仕事のことが気になって、あちこち資料を探し回っているうちに、出るのが遅れてしまうからだ。
先方を待たせないように待ち合わせの約束を優先しなければいけないはずなのに、気になりだすと、どうしてもやめられないのだという。
仕事の手順がわからないときも、上司や同僚などに聞けばいいのに、自分の判断で勝手に進めてしまうところがあった。
その結果、ミスや失敗をして、周囲に迷惑をかけることになる。
次第に「信頼できないヤツ」と評価されるようになった。
また、コバヤシさんは整理整頓が苦手で、机の周りは書類などが散らかり放題。
必要な資料がどこにあるのか、自分でもすぐに見つけることができない。
片付けようにも、どこから手を付けていいのかわからず、仕事の効率は悪くなるばかり。
さすがに、自己評価も低くなって、気分が落ち込むことが多くなった。職場では孤立し、軽いうつ状態に陥ったという。
「落ち着きがない」「ミスが多い」
子供特有じゃない“大人の発達障害”
やるべきことを先延ばしにする。仕事のミスが多い。時間に遅れる。人の話を聞かない。人付き合いがうまくできない。場の空気が読めない。キレやすい。落ち着きがない。片づけられない――そんな“大人の発達障害”が問題になっている。 続く・・・・・・。
http://diamond.jp/articles/-/6222
関連記事
-
-
第1回目の家庭教育井戸端勉強会終了
今日は、AM10:00より 家庭教育井戸端勉強会を開催しました。 受講者は 少し …
-
-
今日!1月24日は、クロスfm に登場しまっせ。
クロスfm に登場!! crossfm 「Books & Music …
-
-
雨も一緒に連れてきちゃいました。
平成28年2月20日は、記念すべき人生初の出版日。 お陰さまで、アマゾンを始め全 …
-
-
「家族のドリームマップづくり」声ガラガラの120分
12月14日は、佐賀市オヤモコモさんの忘年会イベントにゲスト講師として行ってきま …
-
-
子供の継続力を高める前に!
何事も「継続力」は大切ですよね! でも、むやみやたらと「続けなさい」と言っても …
-
-
夫婦喧嘩を子どもの成長の糧にする方法
まあ、我が家は無理な話ですが~~。 参考にしてもらえる賢いパパママがいると思って …
-
-
いじめ発見13カ条
2013年、全国の小学校で発覚したいじめの件数が過去最多。 また、表面化しないイ …
-
-
子育て将来設計をしよう。
多久市和光保育園さんより依頼いただき、子育てビジョンマップ作りにチャレンジしても …
-
-
子どもの嘘の見分け方
子どもは成長すればするほど周りの影響を受けやすくなります。 その中で、嘘も成長の …
-
-
「家族のドリームマップ」をつくろう。
パパ、ママ それぞれ考えはあるけどお互い通じ合っているでしょうか? 意外と話す時 …
- PREV
- 小学生の排便状況の実態
- NEXT
- 長崎友愛社会館幼稚園での足測定会