子どもの可能性を伸ばす子育て法~柴田英俊.com

子どもの輝く未来へ

*

子どもの好き嫌いは、子宮で作られる!?

      2014/09/25

子育てに奮闘中の多くのお父さんやお母さんにとって、大きな悩みの種が子供の好き嫌いではないでしょうか?
栄養のバランスを考え、健康にいいものを食べさせたいというのが親心。
野菜嫌いのお子さんを抱える親たちは、日々どうすれば野菜を食べてくれるのか頭を悩ませているはずです。
ハンバーグの中に小さく細断した人参やピーマンを忍ばせてみたり、カレーの中にすり潰したセロリやホウレンソウを入れてみたり……。
そんな野菜嫌いにならないようにするには、実はお腹にいるころからの“食育”が大切だという研究結果がでたのです!
イギリスのニュースサイトMail Online の記事によると、これは、フィラデルフィアにあるモネル化学感覚センターの研究者たちが発表したもの。
なんと、赤ちゃんの味覚はお母さんの子宮に居る時に作られていることが分かりました。
お母さんが食べた物の味は、羊水から胎児に伝わっているといいます。
バニラや人参、ガーリック、ミントなどは、羊水や母乳から味がするというのです
実験は、妊娠中の女性たちを3つのグループに分け、ひとつめのグループは、妊娠中に毎日キャロットジュースを飲んでもらいました。
ふたつめのグループは産後の授乳期間中に、同様に毎日キャロットジュースを飲んでもらい、3つめのグループは完全に人参を避けてもらいました。
子供の離乳食が始まった頃、研究者たちが、水またはキャロットジュースに浸したシリアルを与えたところ、羊水や母乳からキャロットジュースを摂取していた子供たちは、より多くキャロットジュースのシリアルを食べたと言います。
つまり胎児の頃、あるいは乳児の頃の味覚の記憶が存在していることが分かったのです。
母親が妊娠中、または授乳期間中にどんなものを食べたかによって、それが直接子供の味覚や後の食べ物の好みに影響を与えるということですよね。
子供の偏食や好き嫌いを防ぐためには、まずはお母さんが栄養バランスのとれた食生活を送り、様々な食品・野菜を口にすることが大切だということでしょう!
赤ちゃんへの“食育”は、妊娠中から既に始まっています。
偏りのない多くの食品を使った、お母さんの愛情料理をお腹の赤ちゃんに届けてあげたいですね!
【参考】
Mothers who want their children to like vegetables ‘should eat them during

 - 子育て

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  関連記事

小学生の排便状況の実態

【小学生の排便状況の実態】 大塚製薬は12月1日、「子どもの排便状況と食物繊維の …

no image
赤ちゃんにとって一番の友は犬?

赤ちゃんにとって一番の友は犬?飼えば健康に育つ=米医学誌 それによると、家で犬を …

no image
いじめ撲滅へのある考え方

海外ジャーナリストの書いた文章ですが、私の中には、 ある意味「当たっている」とこ …

no image
男の子をどう育てるか?

こんちわっす。 今日はみなさん寝不足ですか? 今朝のワールドカップ 日本チーム凄 …

no image
子どもには、運動の習慣を!!

低所得者ほど生活習慣に問題=野菜食べず、運動しない―初調査で判明・厚労省時事通信 …

家庭教育のケンケンパー”子育てのゴール”

賢い母の賢い子育て術と題して、井戸端勉強会を開催しました。 まず、子育てのゴール …

no image
お年玉の賢い利用法。

今年もお年玉の使い方について、話題が高まってきました。 自分の子どもの使い方が「 …

にぎやかに楽しく診断します。
佐賀へ足診断と予測身長診断へ行ってきました。

10月4日土曜日 快晴に澄み切った秋晴れの中、 オヤモコモ秋フェスタに参加させて …

福岡っ子 大丈夫か~~。

平成25年度学校保健統計調査結果が出ました。 5才児男子は、1位富山県 2位宮城 …

no image
日曜日のまとめ寝は、学力低下につながるらしい!

“まとめ寝”が多い学生 「一般的に学力が低い」と睡眠専門家 Yahoo! Jap …